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かくていまや伝説となっていることだが、チャールズ・ワイヴィル・トムソン卿が英国海軍の帆船チャレンジャー号に乗り込んで、世界363カ所の海域の調査をして、その成果を実に38巻におよぶ大部の本にしたことが、世界に水族館が生まれるトリガーとなったのだった。
トムソン卿のチャレンジャー号は本にも影響を与えた。ヨハネス・ヴァルターの『海洋学概説』、レオン・ソンレルの『海の底』、ジュール・ミシュレ(78夜)の『海』、ヴィクトル・ユゴー(962夜)の『海に働く人びと』、ジュール・ヴェルヌの『海底2万里』が、ここから生まれた。
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